四国八十八ヶ所を巡礼(お遍路さん)するのは難しいという方、東京にも八十八ヶ所巡礼コースがあるのをご存じですか?
今回は、御府内八十八ヶ所巡礼(東京のお遍路さん)について解説します
- お遍路とは?
- お遍路 目的
- 御府内八十八ヶ所とは?
- 御府内八十八ヶ所 やり方
- 御府内八十八ヶ所 御朱印
- 御府内八十八ヶ所 御朱印帳
- 御府内八十八ヶ所 場所
- 御府内八十八ヶ所 第一番札所
- 四国八十八ヶ所霊場会
お遍路とは?
お遍路(おへんろ)とは、約1200年前に弘法大師・空海が修行した四国八十八の霊場をたどる巡礼のことで、お遍路する人のことを「お遍路さん」と呼びます
お遍路 目的
お遍路をすることで、煩悩が取り除かれ、御利益がもたらされると言われています。また、亡くなった時に満願した御朱印帳をお棺の中に入れることで、極楽へ行くことができるという風習が地域によってはあります。これは、御朱印帳が巡礼の証であり、修行の過程を表しているためです
御府内八十八ヶ所とは?
御府内八十八ヶ所は、東京都にある八十八の寺院の巡礼路です。1番札所からお参りすることを順打ち、88番札所からのお参りは逆打ちといいますが、順不同でもかまいません
御府内八十八ヶ所 やり方
1.寺院を巡礼する
御府内八十八ヶ所の寺院を願を込めて巡礼します
2.納経する
写経(お経を書き写したもの)を寺院へ納めます。納経が必須という訳ではありませんので、寺院の判断に従ってください
3.御朱印をもらう
納経の証明として、御朱印(御本尊の宝印)を朱御印帳(納経帳)に押してもらう
御府内八十八ヶ所 御朱印
四国八十八ヶ所の霊場と違い、御府内八十八ヶ所には霊場会がなく、各寺の判断に任されています。法事や行事のある時には、御朱印を頂けない事もあります。その時は、「今日はご縁がなかった」と考え、出直しましょう
御府内八十八ヶ所 御朱印帳
御朱印帳(納経帳)は、朱印を押してもらうための帳面で、御府内八十八ヶ所 第一番の「高野山 東京別院」(港区高輪)で購入できます。御府内八十八ヶ所専用の御朱帳(朱印帖)は、3,000円です
御府内八十八ヶ所 場所
Googleのマイマップに、御府内八十八ヶ所の札所が公開されているので、コピーしておくと便利です。25番札所(長楽寺、日野市)および77番(仏乗院、神奈川県秦野市)以外すべて東京都23区内にあります。マップ左上のアイコンをクリックすると一覧が表示されます
御府内八十八ヶ所 第一番札所
御府内八十八ヶ所の御朱印帳を入手するために、まずは1番札所の「高野山 東京別院」を参拝しました。受付にお声がけすると、写経を体験することができます(1,000円)写経は初めてでしたが、丁寧に教えてくださり、無事に書き上げることができました。
四国八十八ヶ所霊場会
四国八十八ヶ所霊場会(四国のお遍路さん)について詳しく知りたい場合は、以下のサイトが参考になります。正式な参拝方法などが書いてあるので、非常に有益です
お読みいただき、ありがとうございました